都内にこんなサウナがあるなんて信じられない…まるで北欧の森とバリ島のリゾートを融合させたような雄大な自然の中で熱々のセルフロウリュができるテントサウナに入り、すぐそばの湖に飛び込んでSUPのボードの上で休憩。
こんな贅沢なサウナ体験は始めてでした。


本日の女子サウナ旅の目的地は青梅線白丸駅。駅周辺にはコンビニも無いので立川駅で途中下車し、スーパーでBBQの材料を買い込んで再び電車に乗り込み奥多摩方面へと向かいます。立川駅を離れ、20分ほど走るとどんどん緑が深くなっていきます。白丸駅へ到着後、一歩外へ足を踏み出すと、そこには深い山に囲まれた都内とは思えない大自然が広がっていました。白丸駅周辺には民家が数戸あるが商店などは見当たりません。お目当てのサウナは駅から歩いて5分ほどです。都心から近く、アクセスに車が必要ないのが手軽で嬉しい。

1組2人からテントサウナとタープ、イス、テーブルのスペースをレンタルできます。今回はBBQ機材もレンタルして持ち込んだ肉や野菜を焼いて食べました。BBQグリル、炭やトング、薪、着火剤なども料金に含まれているので持っていくのは食材、飲み物とお皿など。サウナとSUPの後の炭火焼BBQは格別なのでぜひレンタルするのがお勧めで!私たちグループはいつもよりちょっと高めの和牛を買って持っていったのですが、大正解でした。ととのい後の炭火焼きステーキがおいしすぎて全員が語彙力を失い「おいしい」しか言ってなかった。
サウナ
テントサウナは薪ストーブで暖め、湖の水でセルフロウリュします。着火剤で火をつけ、自分で薪をくべて温度を調整する。火をつけて10分もするとかなりテント内が熱くなってきます。サウナストーンに湖で汲んできた水をかけると、ジュワッっという音と共に熱い蒸気が天井から降り注ぐ…外からは湖でSUPをこぐ人の水しぶきと野鳥の鳴き声が聞こえる。全身に玉のような汗が浮かぶ。テントサウナの方が良い汗がかけると感じるのは気のせいでしょうか。
施設の方が最初に薪ストーブの使い方、ロウリュのやり方など丁寧に教えてくださるので初心者でも安心です。自分で薪をくべてサウナの温度を調節するのもキャンプっぽくて楽しい!
広大な湖の水風呂でととのう

体が暖まったら湖にダイブ、そしてSUPの上に寝転んで休憩します。水温は5月下旬で10度くらいでしょうか、かなり冷たい。私は5秒ほどしか水中にいられませんでした。湖からSUPのボードになんとか這い上がり、寝そべります。SUPにゆっくりと揺られながらの休憩は極上。ここには自分と湖と森以外何もありません。聞こえるのは野鳥のさえずりと水のせせらぎのみ。まさに大自然と一体になっている気分になれます。
閉じていた眼を開くと一面の青い空、透き通った水面と生い茂る木々。こんなに贅沢なととのい体験があっていいのでしょうか。今までこの施設のことを知らなかったことが悔しくなるくらい素晴らしい体験でした。
この湖の雄大さや、きれいな空気と爽快感を写真では完全に伝えられないのが悔しい。実際の湖は写真よりももっと広く奥行きがあって広々としているのです。もぜひ実際に行って確かめてほしい!

自然派サウナが好きな方や、テントサウナに挑戦したい方に絶対にお勧めしたい。人生で一番のサウナ体験になるはずです。
公式サイトと場所
公式サイト
テントサウナ貸切+水面に寝ころぶ用SUPプランが4 時間で5,000円から。上記公式サイトから予約できます。1区画の値段なので、このお値段で4名まで利用可能!とてもお得です(若干手狭ですが6名程度までは入ることも可能だそうです)。
場所